ポイント:
- コロナを克服して、正常な社会経済を取り戻すためには、集団免疫が必要で、その獲得には、感染⇒回復か、ワクチン接種の2つの経路があると書きました。
- ところが、冒頭にリンクを貼った読売オンラインの記事を読むと、イベルメクチンという既存の薬が、コロナの治療薬として、相当効果があることが多くの医療関係者から指摘されているそうです。
- 実は、このイベルメクチンというのは、ノーベル賞を受賞した北里大学の大村智博士が発見した抗寄生虫病の薬です。
- 実際に、このイベルメクチンをコロナ患者に投与した医師のグループによると、死亡率を優位に引き下げたことが確認されたほか、予防薬としても効果あるという報告がなされているそうです。
- 実際に、昨年12月、アメリカ上院国土安全保障委員会に呼ばれたFLCCC(新型コロナに関する医師連盟)のピエール・コリー会長(前ウィスコンシン大学医学部准教授)は、イベルメクチンはコロナの初期症状から重症に移行する進行を防ぎ、重症患者の回復を助け死亡率を低下させるとして、米政府に対しイベルメクチンに関する医学的証拠を迅速に検討するように求めています。
- 言うまでもなく、集団免疫を獲得できなくとも、効果的な治療薬が登場すれば、コロナウイルスは、単なる風邪と同様の扱いをすることができます。少なくとも、タミフルなどを使いながら毎年やり過ごす、インフルエンザと同じ感覚で接することができます。
- イベルメクチンにその期待がかかりますが、どうやら否定的な論文も出てきているようです。
- 効果があるのか、ないのか、きちんと判別させるには、大規模な治験が必要ですが、それには、大手製薬会社の意思と参画が欠かせません。
- しかし、どうやら、そもそもイベルメクチンを製造元であるアメリカのメルク社は、イベルメクチンのコロナ適合の大規模治験をするつもりはなく、新薬の開発に勤しんでいるようです。
- これには、既存薬のイベルメクチンがコロナに効くと判明しても、既存薬でジェネリックも出ているため経済的な利益はなく、新薬で利益を上げたいため、治験を拒んでいるという見方もあるそうです。
- 日本では、イベルメクチンを医師が処方することは可能であり、個人が処方箋なしでネットで買うこともできます。政府もコロナ治療薬としての認定を検討しているようですが、その場合、やはり治験がネックのようです。
- イベルメクチンに副作用は殆ど無いとの情報もあり、もしものために、重症化を防ぎうるのであれば、家に備えておくのも一つの手かもしれません(飲むタイミングが難しいでしょうが・・・)
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