【気になるニュース】コロナワクチンの大規模接種会場、国が設置へ 東京1日1万人

2021年4月26日月曜日

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【コメント】

  • 国が大手町の合同庁舎をワクチン接種会場にするそうです。
  • 大手町徒然日記なので、スルーするわけにはいかず、取り上げます!
  • まず、大手町に国の合同庁舎がどこにあるのか、毎日出勤しているにもかかわらず分かりませんでした。
  • 調べたところ、少し前まであった気象庁や東京消防庁の隣にあるそうです。昔は、関東信越国税局、関東財務局などが入っていましたが、既に移転して、今は、内閣府官民人材交流センター、再就職等監視委員会事務が入居しているそうです。
  • 自治体単位で大きな会場を用意することが難しいのであれば、国が協力するのはいいことだと思います。
  • コロナに関しては、多くの人が(特に休業要請の対象の飲食・娯楽関係者の人たち)、「いったいいつまで続くのか。自粛の要請には応じるので、終わりを示して欲しい」と言うのをよく耳にします。
  • 本当に悲痛な声で、その通りだと思います。政府の説明がうまくないorきちんと浸透していない、ということだと思います。
  • 個人的には、「終わりを示して欲しい」に対する答えは明白で、「集団免疫の獲得」の一言に尽きると思います。それが戦いの終わりです。
  • 日本国民全体(必ずしも完全に全員ではないでしょうが、)に集団免疫を付けることができれば、市中にコロナウイルスが飛び交っていようが、感染は限定的になりますので、コロナとの闘いは終了ということになり、生活も元に戻せます。
  • 「集団免疫」の獲得には、2つの方法があります。①感染して回復する②ワクチンを接種する、です。
  • つまり、今、世界中の国々は、罹患したり、ワクチンを打ちながら、一定規模の自国民が免疫を獲得するのを目指しているのです。その後、マスクを外したり、コロナ前のように飲食・娯楽を楽しんだりできるようになるのです。
  • イスラエルがいい例です。ワクチンをハイペースで打って、集団免疫を獲得して屋外ではマスク不要になったようです。
  • さて、「終わりを示して欲しい」に対する答えとなる「集団免疫」の獲得までの期間ですが、もうお分かりのとおり、①感染をどれくらいのスピードで容認するか、②ワクチンをどれだけ早く行き渡らせられるか、にかかっています。
  • まず①ですが、皮肉なことに、感染が爆発的に広まれば、多くの人は回復し免疫を得ます。それが集団免疫に繋がります。ここで、感染が爆発しても、病床や医療体制が物凄く強靭であれば、少なくとも治療すれば死ななかったであろう人を死なせなくてすむので、迅速に集団免疫を得ようとするのであれば、自粛などなしに、皆で感染するという選択肢もあるのかもしれません。ただ、日本は国・自治体と病院・医師会の連携の問題もあり、この一年間で医療体制の強化は十分なされませんでした。
  • したがって、治療すれば助けられる命は少なくとも助ける、という前提に立てば、治療できないような状況にしない=医療崩壊はさせない、ということで、医療のキャパシティの中でゆっくりと感染+免疫獲得を進めていくしかありません
  • 次に②についても、日本は自国でワクチンを開発・生産していないので、お金を積んだとしても一定程度後回しになってしまうでしょう。つまり、ワクチンの経路で免疫をつける道行きも遅々としてしまうと予想されます。
  • つまり、集団免疫を獲得する①、②の手段どちらも、日本の場合、ゆっくりとしたペースでしか進まないことになります。せめて、①、②のどちらか、「医療体制が超強力なのである程度感染を覚悟して進んでいける」or「ワクチンの調達が神速」であれば、終わりが早いのでしょうが、そのどちらも欠いている状況では、早期の終戦は見込めません
  • 多くの人の声、「終わりを示して欲しい」に対する答えは、厳しいものにならざるを得なません・・・。


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