【気になる曲】うっせいわ (Ado)

2021年5月6日木曜日

t f B! P L

 

  • 昨年10月にYouTubeにアップされて以来、爆発的に再生回数が伸びた曲です。
  • 恥ずかしながら自分は最近知りました。
  • 歌い手はまだ18歳で、作詞は20代の若者のようです。
  • 歌詞を見てみると、新入社員かそれくらいの若い世代が、30、40、50代のうだつの上がらないくせ(能力もないくせ)に、しょうもないこと(飲み会の作法など)で威張り散らしてくる上司に対して、怒りをぶちまけています。
  • サビの「うっせい、うっせい、うっせいわ」のメロディラインも凄く頭に残ります。
  • 歌詞の中で特に強烈な言い回しを上げると、、、
    • 正しさとは、愚かさとは、それが何かみせつけてやる
    • 一切合切凡庸なあなたじゃ分からないかもね
    • 頭のできが違うので問題はナシ
    • くせぇ口塞げや限界です
    • 絶対絶対現代の代弁者は私やろがい
    • 丸々と肉ついたその顔面にバツ
  • 自分くらいの年代からすると、もの凄く若い人の怒りを感じます。
  • 会社に入るとそれまでとは、比べ物にならないくらい多くの年代の人と本格的に付き合うことになります。学生の頃はせいぜいプラスマイナス3歳位ですが、20、30くらいの上の人もいて、そこには共通言語はないのかもしれません。
  • それでも日々、顔を合わせないといけない(テレワークは進むのかもしれないが・・・)。そして自分(若者)の感覚からすると正しくない、必要ないと思うことを、年配世代が頭ごなしに、更に、そもそもの自分たちの方が能力も上という感じで断じてくることが許せないのでしょう。
  • しかも、会社の中では、そのイケてない年配世代が牛耳っていて、結局は主導権を握れない。なので、心のなかで大声で叫んでいる、そんな風に見えます。
  • なにかの記事で書いてありましたが、そうした若者は、表面上、日々不満もなく過ごしているように見えて、ある日突然「会社辞めます」と辞表を出してくるそうです。そして、そこには、お互い分かり合おうと努力するコミュニケーションが決定的に欠落しているのでしょう。
  • ビジネス的には、そうした状況は、会社、ひいては経済全体にとって大変非効率的です。日本全体として避けたほうがいいですし、個人的にも、若い人とも分かりあえる(少なくとも話ができる、)ように、①アンテナを高くするとともに、②アドバイスをもらってよかったと思ってもらえる能力を磨き続けたいと思いました。


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