China's digital currency is a threat to dollar dominance. (FT)
1.記事概要
- ビットコインが過去最高値を更新し、ブロックチェーン技術の議論が高まり、市場は暗号資産熱に支配されている。
- しかし、それも人民元の急速なデジタル化に比べると取るに足りない。
- ここ数年、世界各国の中央銀行はデジタル通貨に取り組んでいるが、中国ほど中央銀行デジタル通貨(CBDC=Central Bank Digital Currency)の開発に積極的な国はない。
- 人民元の拡大は、これまでも、一帯一路政策、途上国への財政支援、コロナウイルスのワクチン外交などを理由に進んできた。これらの理由に加えて、人民元のデジタル化が各国の要求を満たすレベルで行われれば、人民元の拡大をさらに促進させるだろう。
2.気になるポイント
- 本当かどうか分かりませんが、人民元のデジタル化では、使用した人が何にお金を使ったかが容易に中国人民銀行を通じて国に補足されることになるとも言われています。
- 法定通貨がデジタル化されるということは、今日本で起きているような◯◯ペイのようなキャッシュレスが究極的に進むということかもしれません。
- 国民一人ひとりが日銀に口座を持つようになるのでしょうか?そうなれば、もの凄いシステム負荷だと思いますが、みずほ銀行のシステムトラブル(ATMから通帳が返ってこない・・・)のようなことが起きないといいな、などと心配してしまいます。
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