仏保険大手アクサは、ランサムウェアの被害にあった場合の身代金を補償する保険の停止を発表した直後に、自分がランサムウェアのサイバー攻撃を受けた。
銀行は、サイバーテロを行う犯罪者にとって特に魅力的な相手となる。
顧客の様々な個人データがあり、直接お金にアクセスできるからだ。
銀行が、国家のインフラとして重要である点もハッカーの標的になる原因だ。
金融セクターは過去5年間、最もサイバー攻撃の被害に遭ってきた。売上100億ドルから500億ドルの銀行が高い頻度で標的になっている。
そしてなんと、今や、サイバー攻撃に遭った銀行は信用格付が引き下げられ、借り入れコストが上昇するリスクがあると、アナリストは指摘している。
S&Pは、サイバー攻撃を受けたマルタのバレッタ銀行を格下げした。理由は、「複雑な業務を適切に管理する能力が不確実」だ。
またS&Pは、1億600万人以上の顧客のデータを奪われたということで、米クレジットカード会社キャピタルワンの格下げを検討した。
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